海外本社に勤務する従業員がイギリス支社に派遣勤務を受けた時に申請できるビザで、
駐在員を派遣しようとするイギリスの支社は、イギリス移民局にスポンサーシップライセンスの事前発給を受ける必要があります。
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ビザの種類
Types of Intra-Company
Transfer Visa
- 駐在商社員ビザには、一定期間親会社で勤務中の人が申請できるLong-term staffビザと、3ヶ月以上勤務した新卒者が申請できるGraduate Traineeビザの2種類に分かれています。
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利用条件および資格
Visa Requirements
- 申請者は、雇用主が発行する後援証書のスポンサーシップ証書CoS)と、移民局が規定した基準を満たしている給与と生活費の項目に割り当てられたスコアを満たした場合のみ、ビザが承認されます。
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在留資格の条件
Conditions of Stay
- 家族同伴が可能なので、主ビザ申請者の配偶者と18歳未満の子供が申請できます。
家族は主ビザ申請者と同時に申し込むか、または後日に申請でき、18歳未満の子供は同伴ビザの発給を受けた状態で公立学校に進学できるというメリットがあります。
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ビザの期間
Length of Stay
- イギリスに滞在できる期間は、カテゴリと年俸基準に基づいて制限されます。
Long-term staffビザの場合、年俸GBP 120,000基準で5年1ヶ月から最大9年まで申請でき、Graduate Traineeビザの場合最大12ヶ月まで申請できます。
イギリス国内で許可された期間内で延長でき、一般の就労ビザとは異なり、駐在員ビザでのみ5年滞在しても永住権の申請資格が与えられません。(2010年4月6日以降の申請者から適用)